教員の養成に係る教育の質の向上に係る取り組み
本学では、教員を志望する学生に対し、次のような取り組みを行っています。
教員免許状取得希望者への履修指導
教職課程履修学生のための『教職課程?資格講座履修要項』を作成し、教職課程登録ガイダンスで配布して履修の説明を行っています。
教職課程?資格講座履修要項には教職課程の履修方法のほかに、教育実習や介護等体験について記載し、教職課程を受講する学生の4年間全体の流れを把握できるようにしています。
履修カルテの配布
教職課程履修学生には『教職課程履修カルテ』を配布しています。
履修カルテには学生自身が科目の履修や成績を記録して、学びのプロセスを確認した後、教員に提出しています。教員は提出された履修カルテにコメントを付して、学生に返却しています。
介護等体験を充実させる事前?事後指導
中学校教員免許状取得に必要な介護等体験に関する授業科目を開講しているほか、複数回のガイダンスを実施しています。
- 参加する前の年度に、「介護等体験前年ガイダンス」を実施し、介護等体験の位置づけや心構え等を説明しています。
- 介護等体験には対応する授業科目を開講し、体験の意義?目的を学び、体験を充実したものにするための事前準備学習の機会を設けます。また、「介護等体験事前ガイダンス」を実施し、社会福祉施設や特別支援学校から外部講師を招聘しています。
教育実習を充実させる事前?事後指導
教員免許状取得に必要な教育実習に関する授業科目を開講しているほか、複数回のガイダンスを実施しています。
- 前年度には「教育実習指導」、参加年度には「教職実践演習」の講義を開講し、教育実習の事前?事後指導を徹底しています。
- 参加する前の年度に「教育実習前年ガイダンス」を実施し、教育実習の位置づけや心構え等を説明しています。
- 教育実習の参加には派遣基準を設け、教育実習生としての質の保証をしています。
資料室の整備
学生が自由に使用できる自主学習の場として資料室を整備し、過去の教育実習生の学習指導案、教科用図書や採用試験に関する各種の情報を提供しています。